7月 132012
 
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やや古い情報。

  • CVSNT
    →割と有名なCVSサーバー。
    純正のものは日本語ファイル名非対応。
    統合Windows認証の情報を使って認証が可能。
    CVSはファイルはともかくディレクトリの扱いが微妙すぎるのであまり使いたくない。
    名前変更とかできない時点で終わってる。
    純正クライアントだと無視ファイルの設定もカレントディレクトリ単位でしかできないのも厳しい。

  • TortoiseCVS
    →シェル統合型CVSクライアント。
    そこそこには使いやすいが、リポジトリの構造を知っていなければならない点、
    ファイルシステムで削除したファイルを認識してくれない(削除フラグを立てられない)点に難あり。
    無視ファイルの機能はすばらしい。
    ちなみに読み方は「とーといずCVS」ではなく「とーたすCVS」。

  • WinCVS
    →GUIなCVSクライアント。
    はっきりいって使いにくい。
    ファイルシステムから削除したファイルを認識してくれるが、フォルダ丸ごと削除すると、削除されたフォルダ内のファイルは認識できなくなる(CVSフォルダの管理情報から、どのファイルが削除されたか調査しているため。)。
    Subversionの場合は、フォルダを削除するという事ができるのだが…CVSはファイル単位にしか管理できない。

  • Eclipse
    →いわずと知れたEclipse。チーム機能が標準でCVSに対応している。
    CVSNTには正式対応していないらしいが、どうまずいのかが良くわからない。
    現状では一番使いやすいCVSクライアントだと思う。

  • Subversion
    →純正Subversionサーバー。
    CVSの強化版みたいなもん。
    CVSと大きく違う点は以下の通り。

    • リビジョンがファイル単位ではなく、リポジトリ単位
    • ディレクトリもファイルと同じような扱いで、移動や名前変更が簡単にできる。
    • ブランチとタグに違いがない。svn copyでブランチを切って、これはタグだと決めるだけ。
    • Apacheと連携してWebDAVが使える。
    • サーバーの無視属性(svn:ignore)はディレクトリ単位でしか指定できない。(.cvsignoreと同じ)
    • ローカルの無視リスト(global-ignores)はコミットされないリストというだけ。Updateなどの対象にはなる。
  • TortoiseSVN
    →シェル統合型SVNクライアント。
    TortoiseCVSにインスパイアされて作ったられたらしい。
    サーバーの違いのせいもあるのかもしれないが、TortoiseCVSよりはずっと使いやすい。
    リポジトリブラウザとか無視パターンとかSVNコミットの機能は素敵。
    ただしアイコン変更を有効にしてると少し重い。

  • Subclipse
    →Eclipseプラグイン型SVNクライアント。
    Eclipse純正のCVSクライアントと使い方はほぼ同じ。
    インターフェースのライブラリにJavaHL(純正。Windows依存)とSVNKit(3rdParty。PureJava)を選択可能。
    JavaHLの動作が余り安定しない気がする。
    SVNKitを使ってると、ファイル数が多いとかなり重い。(JavaHLだとどうなのかは未調査)
    コミットが数千ファイルになるともうダメ。

  • RapidSVN
    →GUIなSVNクライアント。
    余り使ってないのでよく知らない。

  • SVN Importer
    →CVSやVSSなど様々なリポジトリから、Subversionリポジトリにデータをインポートするツール。
    ブランチやタグやメッセージもインポート可能なのがすごい。
    同じリポジトリからの2回目以降のインポート作業では差分のみコミットするのもすごい。
    Subversionサーバーローカルでしか使えないが難点。
    ログを詳細に出すように設定するとものすごく遅い。

  • SVK
    →分散SCMツール。
    リポジトリにはSubversionやCVSを使用できる。
    クライアント上にマスタリポジトリのコピーリポジトリを作成し、
    オフラインでもローカルでコミット→後でマージできるといった使い方が基本。

  • Mercurial
    →分散SCMに対応したSCMらしい。

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