一般的な慣習とは異なるので分かりにくい。。
PostgreSQLのメジャーバージョンは、例えば8.4のようにバージョン番号の最初の二つの数字の組で表されます。 PostgreSQLのマイナーバージョンは、バージョン番号の3番目の数字の組で表されます。例えば8.4.2は8.4の2番目のマイナーリリースです。 マイナーリリースでは内部データ保存形式は決して変更されず、同じメジャーバージョン番号の以前と以降のマイナーリリースと常に互換性があります。例えば8.4.2は8.4、8.4.1、8.4.6と互換性があります。 互換性のあるバージョン間での更新は、サーバが停止している間に実行ファイルを置き換えサーバを再起動するだけです。 データディレクトリはそのままです。マイナーアップグレードはそのように簡単です。
PostgreSQLのメジャーリリースでは、内部データ保存形式は変更されることがあります。そのため、アップグレードは複雑になります。 新しいメジャーバージョンへデータを移行する伝統的な方法はダンプしてリロードすることです。 他に、以下に記すように、それほどテストされていませんが実行可能な方法があります。
新しいメジャーバージョンは概してユーザから見える非互換性を導入します。そのためアプリケーションプログラムの変更が要求されます。 注意深いユーザは、完全に切り替える前に自分のクライアントアプリケーションを新しいバージョン上でテストしたいでしょう。そのため、旧バージョンと新バージョンのインストールを同時に設定するのは良い考えであることが多いです。 PostgreSQLのメジャーアップグレードをテストするとき、以下に考えられる変更の範疇を検討してください。