1月 072016
 
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あかざわRED さんの 電&雷 抱き枕カバーです。
正直なところかなり色々不満点・不明点があったので大分悩んだのですが、雷で満足行く抱き枕カバーが今までなかったことと、実物を見てみたさに買ってみました。

いきなり文句からで申し訳ないのですが、まず表裏別キャラというのは致命的な欠点です。
抱き枕というのは「本体1本=人一人」のイメージが非常に強いため、裏返すだけで別のキャラに変わってしまうというのはあまりにも違和感が強すぎます。
また片側のキャラしか好みでないこともあるでしょうし、その場合もう片面はその人にとっては実質的に無価値どころか余計なものとなってしまいます。
そういったものに対して通常の抱き枕カバーと同じ値段を払うというのは、かなりの不満を持つことになるでしょう。

出来ることならば、電と雷それぞれ別々に抱き枕カバーを出していただきたかった……

※この先18歳未満は閲覧禁止※

パールロイカというのはセーレン(株)の生地(ロイカ繊維の製造元である旭化成との共同開発だった記憶。商標登録はされてない?)であり、かつては基本的にはセーレン製のものしか存在しませんでした。
グッズ制作会社と思しきクリエンタがセーレンに委託して製造したものかと考えていましたが、届いたものを見た感じではどうやら違うようです。

クリエンタは過去に「東レオペロンテックスライクラ」(通称:オペロン)を名乗る生地を採用していましたが、その頃のものと異なるのは生地だけであり、包装、縫製、ファスナー、品質表示、印刷具合などの特徴は極めて似ています。
かつて存在した「テクノロイカ」も生地以外の特徴が似ているため、同じ製造元ではないかと考えています。
生地こそパールロイカに似た触感ですが、セーレン製のパールロイカ抱き枕カバーと比較するとあらゆる面で劣っていると言わざるを得ません。
その点は当記事と過去のセーレン製パールロイカの記事を比較していただければ分かるかと思いますので、気になる方は比較してみてください。
恐らくは生地のみ変更しただけで、その他の製造周りは今までどおりなのではないでしょうか。
正直罠としか思えないので、今後パールロイカ製品には注意したほうがいいかもしれません……

見えてませんけど、身長がとても低いため足元はかなりの余白があります。上に詰めるのは正解ですね。。

拡大

電面の表情は文句ありません。が、印刷は全体的にやや鮮明さに欠けます。

両面とも指輪をしています。

オペロンやテクノロイカ同様、肌の影などにノイズっぽさが見られます。これはセーレン製パールロイカでは見られない点であるため、印刷業者が違うものと考えられます。

雷らしいっちゃらしいのかもしれませんが、大口はキスしづらい感じがあるので閉じていて欲しかったですね。

こちらにも指輪。

シーツのグラディエーションもノイズっぽくなっており、綺麗に出ていません。これもオペロンやテクノロイカにあった特徴でした。

余白とか顔サイズとか

顔はやや大きめ、余白は結構ギリギリです。

どちらもその傾向であり、許容限界かもしれません……

実際に本体に入れてみるとこんな感じです。

大分ギリギリ感ある……

ファスナー・縫製

オペロン同様、悪名高きCCZです。粗悪なファスナーは開け閉めしづらかったり壊れたり手を怪我したりするので危険です……

縫製はそれほど悪くありません。

包装

袋二重になってました。外側の袋には BOOTH の管理タグのようなものが。

恐らくこちらが製造元の袋?

たたみ方はこんな感じで。

オペロンやテクノロイカと同じですね……

品質表示

生地不明。組成はパールロイカと同じですね。

というわけで、絵はまぁ悪くないのですが非常に勿体無いというか残念な抱き枕カバーでした。
今後は「表裏別キャラは致命的な欠点」「クリエンタ製抱き枕カバーはやや粗悪」という点に留意しつつ改善していただきたいものです……

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